2014年11月27日

酉の市(浅草の鷲神社)

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もうじき12月。

冬至も近いので午後五時というのに太陽も隠れて本当に寒くなってきました。

皆さん風邪などひいてませんか?

世間はクリスマス一色で、どこに行ってもイルミネーションが飾られていますが、

3.11の時を考えるとウソのような明るさです。

わが日本の復活を信じたいところです。


さて、

先週土曜日にお世話になってる人(Yさん)に連れられて行ってきました酉の市。

僕が行ったのは二の酉です。

地下鉄で三ノ輪駅まで行き出口から鷲神社に向かって歩いて行くのですが、

一時間以上は行列の中にいて人混みがすごいものでした。

色々な出店があって、こういうのは久しぶりに味わいました。

けっこう若い人や外人も多かった。

こんなに人が多いお祭りはあまり見たことがないのですが、

自分の故郷でもだるま市ってのがあって、

鉾持神社の前は人で動けなくて幼いころはびっくりしました。

のですが、さすがに江戸の祭り、昔はもっとすごかったとYさん。

今でも通りは人で埋め尽くされてなかなか進みません。

親子連れもいたけれど、カップルや若い人達が多かったです。

皆さん広島風お好み焼きや、焼きそばなど美味しそうにほうばってました。


写真は鷲神社の境内にある熊手の販売店。

江戸時代から変わらないような風景はなかなか渋くて素敵です。。

ハッピを着た旦那衆や着物を着た女衆が威勢よく掛け声を出しています。

熊手が売れるとまるでホストクラブの一気のみのような拍手と掛け声がかかるのですが

ホストクラブってこれを参考にしたのでしょうか?

まつってある神様には日本武尊(やまとたけるのみこと)のお名前があるので

どう考えたってホストクラブよりは酉の市の威勢の方が先だと思いました。


熊手には大物芸能人や政治家の名前が書いてあったけれど

政治家と言えばこの間、うちわを配って大臣を辞任した話があるので

こういうのってどうなんだろうとYさんと大笑いしながら

だんだん本殿が近づいてきました。

遠くから賽銭を投げて祈ろうとすると、流れる人に方向を変えられて、

柏手は熊手を売っているハッピを着た若い衆に向けてやってしまいました(笑)

人の流れのエナジー・・・とても活気があって楽しい物でした。

その後熊手を売るお店を周り、Yさんは巫女さんから熊手を買って

こんな事を話してくれました。

鷲神社の熊手は小さくて値段も安いのですが、

この小さな熊手を手始めにして、自分の商売が大きくなったら

あの大きくて値段の高い熊手を毎年買い替えながら

ちょっとづつ大きくしてして行くのだそうです。


神社のご本尊にお願いして祈る事って、昔も今もきっと変わらないから

江戸時代はどういう感じだったのだろうと思いました。

この熊手を売っている風景やを見ていると、

本当に江戸時代にタイムスリップしたような気になります。

太鼓やお祭りの笛を吹きながら数人のお囃子が通って行く姿は

なんとなく「千と千尋の神隠し」を彷彿させます。


昔に比べれば人が少なくなったというけれど

この風景。

ずっと後世に残るといいなぁ。


毎年時間があったらこの雰囲気を是非味わいに行きたいと切に思いました。


                    - 天山 -

posted by ten-zan at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ふるさと
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